全身の筋肉をくまなく鍛えることで身体のバランスを整え、あらゆるスポーツのパフォーマンスアップに繋がります。取り組みかた次第ではストレッチよりも、筋トレのほうが怪我を防ぐ効果が高かったという研究報告もあります。写真:10代後半
多関節運動のことを言います。大きい筋肉を鍛えると各関節を経由して、同時に他の小さな筋肉も鍛えられます。全身の筋持久力やスピードを必要とするスポーツの基礎的トレーニングです。写真:20代後半
単関節運動のことです。個々の筋肉を大きく綺麗に魅せて採点されるボディビルや、腕の筋力が主動となるアームレスリングのように部位的発達が必要な競技もあります。要はどちらのエクササイズも大切ですが、競技種目によって比重がかわります。写真:30代後半
一昔前はスポーツ選手の筋トレが逆効果だという間違った情報が飛び交っていました。確かに成長期にはオスグッド症候群など気をつけないといけませんが、適切な筋トレが逆効果ということはまったくありません。知ったかぶりの人多かった…写真:40代(体重MAX)
筋肉はある程度の期間トレーニングすることで、段階的に発達の情報を記憶しています。ですから一旦休憩しても再度刺激を与えると、初心者のときに費した時間の数倍の早さで復活します。写真:50代半ば(83kgから15kgの減量)
個人的にはおすすめしてません。どうしても摂取したいなら美味しくはないですが、ノンフレーバーのものが良いと思います。筋トレ後は、タンパク質+糖質、ビタミンB6 、ビタミンB1、ビタミンB2等を普通の食事でしっかり摂ればじゅうぶんと考えています。写真:減量後のズボン
下半身の筋肉を鍛えることで、その効果が上半身にも伝わることを「効果の移転」といいます。それはホルモンや自律神経の働きを通して深い関係性があることが科学的にも証明されています。種目にもよりますが、下半身をしっかり鍛えることがスポーツにおけるフィジカル強化に繋がります。写真:50代後半
魅せる競技や上半身のみ使う一部の競技以外は、たいてい股関節、膝関節、足関節を同時伸展させる動作があります。格闘技や球技、陸上競技もそうですが、競技者の年齢や体力に合わせて慎重にプログラムを組みます。写真:パンプアップしたふくらはぎ
数多くの筋肉で構成されている身体を、理にかなうトレーニングによって強くすることで関節を動かす力も強くなり、スポーツにおけるパフォーマンスアップに繋がります。一概には言えませんが「魅せるカラダ」と「動けるカラダ」はやはり違います。必要以上に筋肉をつけても自分の身体をコントロール出来なければ本末転倒です。例えば、前に転んでも、後ろに転んでも、横に転んだとしても、即座に立ち上がって次の動作に繋ぐことができるボディトレーニングを提案します。写真:60歳(還暦)